地震が来たら、まずはどうすればよいでしょうか?
逃げるにこしたことはないですが、
地震から逃げるというのがどういったものか、あまりぴんときません。
動画を見て、その方法を考えておくのは重要かもしれません。
地震が起こらない土地に行くというのもよいですが、
それだけで人生左右されてもつまらないかもしれない。
地震が起きることはしょうがない、と思い、なるべくそのことを想定して、
暮らしていくしかないのでしょう。
いやあ、本当に地震は怖いです。
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マトリックス映画情報局【参考情報】
○民主化のチャンス、ネットに期待…艾未未氏○
【北京=加藤隆則】読売新聞の単独インタビューに応じた中国の著名芸術家、艾未未(アイウェイウェイ)氏(54)は、国内メディアが2月下旬から開始した人民解放軍の英雄・雷鋒の精神を称揚するキャンペーンを「ネット時代に、人々の思想を統一し、意思を統一しようとする愛国主義宣伝」と批判した上で、「絶望の余り言葉が出ない」と嘆いた。
雷鋒(1940~62)は軍工兵部隊の運転手で、事故で早世した後、毛沢東が自己犠牲精神の模範としてたたえたことで名を知られるようになった。5日は63年の同日に共産党中央機関紙「人民日報」が宣伝工作を開始した記念日。毎年この時期に関連報道があったが、没後50年の今年は際立っている。
艾氏は、こうした愛国主義宣伝を「統治者が、自己の利益を守るため公衆を欺くもの」と批判。中国政府を批判する言論に対抗する思潮を政府自ら作り出す手法は、「頭のおかしな連中のすることだ」と述べた。
さらに、「日中戦争のような国難に愛国を訴えるのはいいが、今は平和な時代だ。国家の利益を個人の幸福や真理、生命よりも前に置く、そういう愛国は罪悪だ」と言い切った。
ただ、中国でも急速に普及するインターネットは、「個人が独立して自由に発言する場を提供しており、中国も民主国家になるチャンスがある」と将来への期待をつないだ。
艾氏は2008年の四川大地震で、校舎倒壊で犠牲となった児童生徒5000人以上の名簿を作成。手抜き工事の責任を追及したが、当局者から暴行され大けがを負った。
「生命の軽視は倫理の崩壊を物語る。我々中国人は、文化大革命や(1960年前後の3年で経済政策の失敗により多数の餓死者を出した)『3年自然災害』で一体何人が犠牲になったのかを知らないのだ」と痛切に訴えた。
昨年、脱税の嫌疑をかけられ2か月半、拘束された経験を振り返り、「独裁権力の最大の罪悪は、人から感情を消し去ることだ。私は幼少期に苦難を経験し、多数の支持者がいるので耐えられるが、普通の人は正常でいられない」と述べた。
「芸術家として表現することは私の天職であり、生命の一部だ。それを奪うことは私の命を奪うことに等しい。我々はみな生命を第一に考え、最もよい形で表現したいと思っている。それが生命の特徴の一つではないのか」
現在、ネットなどでの発言を禁じられている艾氏は、力強く語った。
◆艾未未=著名詩人・艾青の長男。1957年生まれ。50年代末の反右派闘争に遭い、家族で黒竜江省や新疆ウイグル自治区の農場に送られた。文化大革命後の78年、北京電影学院美術学部に入学。81年、ニューヨークに移住して現代アートに触れ、彫刻や写真へと活動の幅を広げる。93年に帰国し、2008年の北京五輪ではメーン会場「鳥の巣」の設計に加わった。同年の四川大地震で校舎倒壊の真相究明を求めるなど社会問題にも発言している。
(この記事は海外総合(読売新聞)から引用させて頂きました)