地震が来たら、まずはどうすればよいでしょうか?
逃げるにこしたことはないですが、
地震から逃げるというのがどういったものか、あまりぴんときません。
動画を見て、その方法を考えておくのは重要かもしれません。
地震が起こらない土地に行くというのもよいですが、
それだけで人生左右されてもつまらないかもしれない。
地震が起きることはしょうがない、と思い、なるべくそのことを想定して、
暮らしていくしかないのでしょう。
いやあ、本当に地震は怖いです。
【協賛サイト】
名探偵コナン 動画 YouTube【参考情報】
○阪神大震災から17年「当時の恩返しを」手話で音楽を表現 歌手の渡辺りえこさん○
阪神大震災直後の避難所で、当時小学6年生で耳の聞こえない両親に代わって食料や水の配給情報の収集などに駆け回った渡辺りえこさん=横浜市緑区=が現在、歌とともに手話で音楽を表現する“サインシンガー・ソングライター”として活動中だ。悲しみや苦しみに包まれた17年前、両親を支えるけなげな姿で大人の被災者らを元気づけた少女は今、「聴覚障害者も分け隔てなく音楽を楽しめる空間をつくりたい」と、新たな夢に挑戦している。
渡辺さんは、兵庫県芦屋市の市営住宅で被災。当時、両親と5歳の妹の4人暮らしで、余震が心配されたため渡辺さんが通っていた市立打出浜小学校に避難した。渡辺さんは、弁当や飲用水の配給を知らせるアナウンスに耳をそばだて、幼いころから身につけた手話で両親に伝えた。
妹の世話もしながら避難所などを奔走したが、自分がいないときは周りの人が筆談で両親に情報を教えたことも。これらの人の温かさに感動した渡辺さんは「大好きな音楽で人を笑顔にしたい」と歌手を夢見るようになったという。
その後、ピアノやギターの演奏だけでなく、作詞作曲にも取り組み、高校2年の文化祭で歌を披露したのをきっかけに大阪・梅田などで路上ライブを始めた。19歳のとき、路上ライブ中に手話のグループを見つけ、歌いながら歌詞を手話で伝えると、耳の聞こえない男性が「いい歌。歌詞が最高や」と感想を話してくれた。そのとき、聴覚障害者に音楽の楽しさを伝えることができる-と手話とともに歌うサインソングを考案。楽曲づくりも手がけるサインシンガー・ソングライターが誕生した。
現在、渡辺さんはインターネット放送の手話番組に出演する一方、全国の公民館や中学校で講演。震災体験を語ったり、サインソングを披露したりしている。地震や台風の被災地の講演に招かれることも多く、昨年7月には栃木県内の中学校で講演、東京電力福島第1原発の周辺から避難してきた男子生徒に「地震を乗り越えた経験に共感した。僕も頑張る」と言われ、逆に勇気をもらったという。
渡辺さんは「人と人の助け合いで震災を生き抜いたのが私の原点。耳だけでなく人の心に届く音楽づくりを続け、17年前の恩返しをしたい」と話している。
(この記事は社会(産経新聞)から引用させて頂きました)
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